初場所直前に行われた、「弱小新年会」では見事、永世位・名誉位などを保持する角建逸氏が、初代・競馬弱小位を獲得しました。競馬の事はよくわかりませんが、なるべく人がなった、と言うべきなのでしょう。この調子でぜひ、弱小位を七つ獲得し、羽生名人に次ぐ、将棋連盟二人目の「七冠王」を達成していただきたいものです。
この競馬弱小位を決める審議委員会は、杉浦くん・滝沢くんの高説などがあり、かなり盛り上がりました。その最中、誰かがボソッと「で、相撲の弱小は?」と口にしました。私はあえて、聞こえないふりをしました。何せ、昨年一年間は、安藤さん・杉浦くん・国沢くんの3人が2度ずつ優勝。その場にいる中で唯一の優勝未経験者である私以外に該当者はいなかったからです。まあ、あの場の雰囲気からして、私ごときが、初代競馬弱小位の方と並んで表彰を受ける、というのはかなり恐れ多い事なので、あれはあれで良かったと思いましたが。
さて、年が明けての初場所。相変わらず詳細な調査はしませんでした。まあ、昨年、締め切り前日まで琴光喜のファンサイトをチェックし、そこの記事から休場を予想して登録を外したところ、出場して二桁勝たれた、という苦い思い出があったので、あまり余計な情報は入れなくていいか、と思っていた事もあるのですが。場所前、一番悩んだ(?)のは、隆乃若と若の里のどちらを11点にするか、という事でした。小結陥落時には必ず勝ち越す若の里と、先場所こそ怪我が完治せずに負け越したものの、あの番付なら二桁確実の隆乃若、同部屋二人による優勝決定戦もあるか、などとまで思っていました。
ところで今場所は、相撲への注目は久々に高いものがありました。一つは「ポスト大相撲ダイジェスト」である「本日の幕内の取組」が新番組として始まった事です。シンプルに取組を流す事と、BSと地上波でそれぞれ違う時刻に放映する、という事があり、ほぼ毎日見ていました。もう一つは、某横綱審議委員の非常識な発言です。これについては、ここでは書きませんが、かなり不快感をおぼえ、そのぶん、朝青龍を応援する気になりました。
そして場所が始まりました。初日に56点を取り、同点ながら首位。若の里は横綱挑戦の栃東に勝ち、隆乃若も順当勝ち。翌日も二人とも連勝しました。
ここまでは予定通りのはずだったのですが、そこから信じられない事が起きました。隆乃若が3・4日目とまさかの連敗、とはいえ、その翌日にここまで全勝の貴ノ浪に快勝した時は、「2敗して目立たないから上位にも当たらないし、むしろラッキーだったかも。これで13勝2敗か」などと楽観していました。ところが、隆乃若はそこから信じられない連敗街道に突入してしまいました。突っ張ってもだめ、組んでもだめ、立会いに変化してもだめ。負けが込んでいる力士にも負け、最後には十両力士にまで負け、最終的には4勝11敗でした。
11点枠の力士がここまで負けるのですから、普通ならブービー争いとしたものです。しかし、今場所は、安藤さん・杉浦くんの両名も隆乃若を9点に登録していたため、連盟内での被害は最小限ですみました。あと、10点から5点の力士がみな勝ち越し、4・2・1点の力士が銀星を挙げ、3点の朝青龍が全勝優勝するなど、隆乃若以外の力士は、そこそこ働いたのは大きかったのでしょう。とはいえ、垣添・雅山・霜鳥・朝乃若と二桁力士を4人も外しているので、別に威張れたものではありませんが。
さて、連盟内スモウゲームのほうですが、意外な展開を見せました。一時期は、予想通り安藤さん・杉浦くんとの三つ巴になるかと思ったのですが、6点枠・5点枠の差などがあり、意外な差がつきました。そして、14日目を終わってシミュレートをしたところ、最大のライバルが谷さんである事が発覚したのです。4年ほどの参加で、谷さんが連盟内優勝に千秋楽まで関わるのはおそらく初めてでしょう。確かに、私が外した垣添・雅山・霜鳥の3名をしっかりおさえています。
千秋楽は久々に中継を見ながら、パソコンで一番ごとに計算をしていました。私の登録している隆乃若・黒海が、谷さんの登録している十文字・霜鳥に負け、さらに谷さん11点の雅山が勝った時点では谷さんが首位に立ちました。はっきり言って逆転負けの流れだと半ば観念していましたが、その後、私の肝である出島・旭天鵬が勝ち、谷さんの肝である北勝力などが負けて再逆転、終わってみれば谷さんには23点差、2位の安藤さんにも15点差をつけ、約2年ぶりとなる4度目の優勝を達成する事ができました。
来場所はぜひとも、初の連覇を達成したいものです。また、最近、連盟内スモウゲームは低調で、かつては一場所に3人も4人も出ていたベスト1000以内もほとんど出ていません。そのような状況を打破すべく、僭越ながら頑張っていきたいと考えています。もちろん、目標はあくまでも「ヨーロッパ旅行」ですが。
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